高血圧は妊娠中毒症の3つの症状のうちのひとつに挙げられていましたが、現在では産婦人科学会により名称が「妊娠高血圧症候群」と改められ妊娠中毒症という言葉は使われなくなりました。

高血圧は妊娠28週くらいから症状が出始めることが多く、最高血圧とともに、最低血圧が上がることも多いのが特徴です。

分娩後12週までの高血圧も、この症状と診断されます。

以前妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)にかかったことのある経産婦の方は、妊娠中期から高血圧になってしまう人も少なくないようですので、注意が必要です。

妊娠高血圧症候群の診断基準としては、

 

・収縮期(最高)血圧が140mm/Hg以上ある時。または、妊娠していない時より30mm/Hg以上の上昇がある時。

・拡張期(最低)血圧が90mm/Hg以上ある時。または妊娠していない時より15mm/Hg以上の上昇がある時。

 

となっています。

また、次の場合は重症の妊娠高血圧症候群と診断されます。

 

・収縮期(最高)血圧が190mm/hg以上ある時。または拡張期(最低)血圧が110mm/Hg以上のある時。

 

妊娠中は、家庭用血圧測定機などを使用して頻繁に血圧チェックを行うようにすることが推奨されています。